ハワイ育児日記

どたばた主婦のブログです

出産の記録②無痛麻酔スタート

前回に引き続き、今回は無痛分娩の麻酔がスタートしたところから振り返っていきます。

 

9月2日

21:20

分娩室に移動し、陣痛の痛みも強かったので無痛の麻酔を入れてもらうことに。

麻酔医に連絡をとってもらうと、あと20分くらいで来てくれるとのこと。

他の方のブログを読んで、麻酔後の飲食はできないと把握していたので、何か食べておこうと思うも、食べる気にならず、水分だけとっておく。

 

麻酔医が到着するまでの間、旦那がお茶を飲ませてくれたり、何かできることはないかと奔走してくれましたので、

側にいてくれるだけでも助かっているよ!

と伝えると

え?なんて?

と聞き返され、もう一度

側にいてくれるだけで有難いよ!と伝えるも

え?なんて言った!?

と繰り返され、結局無駄に3回も言わされる。

こんなしんどいときに、せっかく感動的なこと言っているのに!!何故そうなる!?

と文句を言うくらいの元気はありました。笑

 

21:50

そうこうしているうちに麻酔医が到着。

麻酔医と担当看護師さん以外は外に出なければいけないという、大ごとっぽい雰囲気を前にして怖気付いてくる。

背骨の中の脊髄に麻酔を入れるなんてよく考えたら怖いなあと思うも、陣痛を我慢することもできない私はこうするしかない、と半ば諦めの境地で背中を丸め、スタンバイ。

注射の針を刺された時はチクっとした痛みはあったものの、激痛というわけではなく、打つ前の恐怖の方が辛かったなという感じ。終わってみればこんな感じかーという印象。

ここの痛みの感じ方は人それぞれのよう。

 

麻酔が打ち終わると体の震えが止まらず、とにかく寒い!!

ホルモンの影響でそうなる人が多いが大丈夫と言われる。

 

22:20

麻酔が効いてきて痛みや寒気が収まる。

今までの痛みが嘘のよう。すごーい!

 

22:30

下半身が麻痺して、自分で排尿できなくなるので、尿管にカテーテルを挿入。

自分で足を動かせないので、足を開脚して押さえるようにと看護師さんが旦那に指示を出す。

旦那は指示通りに私の足を押さえて、尿管にカテーテルを入れられているところを見守る。笑

チクっとはするも特に痛みなし。トイレに行かなくてもいいのは本当に楽だった!

無事に管が通り、

見てー!これがあなたのおしっこだよー!!

と看護師さんに見せられる。笑

それにしても旦那はすごいところを見せられているなあと思い、出血も垂れ流し状態だったので、大丈夫か聞くと

大丈夫!とのことでした。笑

 

ここで研修医の方が登場。

アシスタントとして、こちらで勉強させていただけますでしょうか?

とこのままの日本語でお願いされ、どうぞ〜と受け入れる。

ご迷惑おかけしてすみません、とめっちゃ腰低い。

すぐに謝っちゃうとても謙虚な研修医さんだったけど、日本語がわかるので私は心強かった!

訴訟大国アメリカでこんな謙虚なお医者さんいるんですね。笑

 

22:45

これから30分に一度くらいの間隔で看護師さんがチェックに来る

今のうちに寝ておいてくださいと言われ、消灯。

痛みはなく、久しぶりに何の苦しさからも解放されて横になれている!と思ったくらい快適だった。

けど興奮していて眠れず。

 

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(写真を撮る余裕もありました)

 

9月3日

0:05

日付が変わったころ、子宮口をチェックしてもらうと8センチとのこと。

順調に開いている。

無痛とはいえ、陣痛が進むと痛いときがあり、その場合は手元のボタンを押すと麻酔が追加されるので自由に押して良いと言われる。

最初は簡単に麻酔の追加なんてしていいのだろうかと躊躇したけど、痛みが出てきたのでスイッチを押す。

背中に冷たい液体が流れてくる感覚があり、しばらくすると痛みが収まる。

 

2:45

子宮口9センチ開く

痛みは麻酔の追加で感じないが、私の場合、赤ちゃんが降りてくる圧や陣痛の波を熱で感じることはできた。

 

4:25

子宮口全開!

もう出産の準備に入りましょうという合図とともに全身の震えが止まらなくなる。

これもホルモンの影響だから心配ないよと言われるも、自分の体のただならぬ様子に不安になる。

旦那は比較的冷静でいてくれたので、精神的に助かった。

 

4:30

いきみの練習がスタート

陣痛に合わせて息を吸い込む→息を止めて10秒いきむ→息を吐く

を3セット行い、次の陣痛まで待機。

という流れを練習する。

看護師さんが絶えず、

Good job!! 今まで見てきた中で一番うまいわ!

など褒めまくってくれるので俄然やる気が出てくる。笑

 

 

無痛分娩の麻酔の流れはこんな感じでした。

次はいきみ始めて、いよいよ赤ちゃんとの対面に至るまでを書いていこうと思います。